足が前に滑るのを防いだり、体重のかかり方を整えたり、パンプスにこそ、中敷の調整が必要なはず。お客様からも「中敷の調整ができるパンプスはないの?」という声をたくさんいただいていました。
そこで、国内はもちろん、ヨーロッパの国々のパンプスを調べてみましたが、取り外しができ、細かな調整が可能な厚みの中敷を持ったスタイリッシュなパンプスを探し当てることはできませんでした。
それなら、自分たちで作ってしまおうと思い立ち、代表の中山自らが木型を削り出し、1年半じっくりと試作に試作を重ねて完成させたのがこの靴です。スタイリッシュながら、足に健やかないまだかつてないパンプス。
ギュッと詰め込んだ中山靴店ラ・マノ・デ・ケンならではの創意工夫の数々を、ぜひご覧ください。